Last Updated on 2021年7月28日 by 勝
ボイラー取扱作業主任者と免許の種類
事業者はボイラーの規模に応じて一定の資格を有する者をボイラー取扱作業主任者として選任する必要があります。
ボイラー取扱作業主任者の選任基準
取り扱うボイラーの伝熱面積の合計 | ボイラー取扱作業主任者の資格 | ||
貫流ボイラー以外のボイラー(貫流ボイラー又は廃熱ボイラーを混用する場合を含む。) | 貫流ボイラーのみ | ||
500㎡以上 | 特級ボイラー技士 | ||
25㎡以上500㎡未満 | 250㎡以上 | 特級ボイラー技士 一級ボイラー技士 |
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25㎡未満 | 250㎡未満 | 特級ボイラー技士 一級ボイラー技士 二級ボイラー技士 |
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小規模ボイラーのみを取り扱う場合 | 蒸気ボイラー(3㎡以下) | 30㎡以下(気水分離器を有するものでは、その内径が400mm以下で、かつ、その内容積が0.4㎥以下のものに限る。) | 特級ボイラー技士 一級ボイラー技士 二級ボイラー技士 ボイラー取扱技能講習修了者 |
温水ボイラー(14㎡以下) | |||
蒸気ボイラー(胴の内径750mm以下、かつ、胴の長さ1300mm以下) |
小規模ボイラーよりもさらに小さい区分として小型ボイラーと簡易ボイラーがあります。小型ボイラー(取扱いには特別教育を要する)と簡易ボイラーはボイラー取扱作業主任者を選任する必要はありません。