メールの送信先を間違えてしまった!お詫びメールの文案

日常業務

メールの送信先を間違えてしまった際の、お詫びメールのサンプルを作りました。

ポイント

次のように対応しましょう。

  1. 初動の速さ: 誤送信に気づいたら、すぐにお詫びメールを送ることが重要です。
  2. 情報開示: 誤送信したメールの「日時」「件名」「差出人」を明記し、相手に特定してもらいやすくします。
  3. 削除依頼: 相手に具体的な対応(開封せず削除、内容の破棄など)をお願いします。情報漏洩の可能性がある場合は、依頼を強く、丁寧に記述します。
  4. 謝罪のレベル: ミスの重大性に応じて、「お詫び申し上げます」から「心より深くお詫び申し上げます」「猛省しております」など、表現を変えます。
  5. 再発防止策: なぜ起こったか(私の確認不足)、今後どうするか(チェック体制の強化など)を具体的に示し、反省と誠意を伝えます。

文案

軽度:汎用的な内容で、機密性が低いメールを誤送信した場合

(例:社内の簡単な連絡事項、一般的な情報提供など)

項目内容
件名【お詫び】メール誤送信に関するお詫び(株式会社□□:□□)
宛先株式会社〇〇 △△様
本文いつもお世話になっております。 株式会社□□の□□でございます。
先ほど〇月〇日(〇)〇時〇〇分にお送りいたしました、 件名:「件名」 のメールにつきまして、私の不手際により、宛先を誤って貴社にお送りしてしまいました。
私の確認不足により、ご関係のない内容のメールをお届けしてしまい、深くお詫び申し上げます。
誠に恐れ入りますが、当該メールは開封せずにそのまま削除いただけますようお願い申し上げます。
この度の不注意によりお手数をおかけしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。 今後、このようなミスが再発しないよう、送信前の宛先確認を徹底してまいります。
取り急ぎ、メールにてお詫び申し上げます。 今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。

中度:他社との取引に関する内容や、業務上の詳細を含むメールを誤送信した場合

(例:商談の日程調整、簡単な見積もり、社外秘ではないが、他社には見られたくない情報など)

項目内容
件名【至急/重要なお願い】メール誤送信に関するお詫びとお願い(株式会社□□:□□)
宛先株式会社〇〇 △△様
本文いつもお世話になっております。
株式会社□□の□□でございます。 この度は、私の重大な不注意により、本来貴社へお送りすべきではないメールを誤って送信してしまいました。心より深くお詫び申し上げます。
誤送信したメールの概要は以下の通りです。 送信日時:〇月〇日(〇)〇時〇〇分 件名:「件名」 差出人:株式会社□□
□□ 本メールは貴社とは無関係の内容でございます。多大なご迷惑とご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。
大変恐縮ではございますが、当該メールの内容は破棄し、使用・転載・保存されることのないようお願い申し上げます。
今回の事態を重く受け止め、社内にて情報管理および送信前のチェック体制を厳重に見直し、再発防止を徹底いたします。
この度の不手際により、ご迷惑をおかけしましたこと、重ねてお詫び申し上げます。 取り急ぎ、書面にてお詫びとお願いを申し上げます。 今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願い申し上げます。

重度:顧客情報、機密情報、極秘の見積もりなど、情報漏洩に繋がる可能性が高いメールを誤送信した場合

(例:具体的な取引条件、個人情報、未公開の新製品情報など)

項目内容
件名【厳重なお詫びと至急のお願い】機密情報を含むメール誤送信について(株式会社□□:□□)
宛先株式会社〇〇 △△様
本文いつもお世話になっております。株式会社□□の□□でございます。この度は、私の確認ミスによるメール誤送信という重大なミスにより、貴社に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたこと、心より深くお詫び申し上げます。
弁解の余地もございません。 誤送信いたしましたメールは、機密性の高い情報を含んでおり、本来、貴社にお送りすべきではないものでございました。私の不注意により、このような事態を招き、猛省しております。
該当メールは以下の通りでございます。 送信日時:〇月〇日(〇)〇時〇〇分 件名:「件名」 差出人:株式会社□□ □□
誠に恐縮で、重ねてのお願いとなり大変心苦しいのですが、当該メールは破棄(完全に削除)していただき、内容の一切を使用・転載・保存されないようお願い申し上げます。
取り急ぎ、メールにてご報告とお詫びを申し上げますが、改めてお電話にて、直接お詫びの機会をいただけますようお願い申し上げます。 この度の不始末、誠に申し訳ございませんでした。