労働組合

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団体交渉の想定問答集(会社側)の作り方

団体交渉の想定問答集は、会社側が冷静かつ論理的に交渉を進め、不利な発言や不誠実な対応を避けるための極めて重要な準備ツールです。想定問答集を作成する際に気をつけるべき主な点は、以下の通りです。基本的な対応原則の徹底誠実交渉義務の遵守:問答集の...
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会社側が団体交渉に臨む際の心構えと準備について解説

団体交渉(だんたいこうしょう、団交)とは、労働組合が、使用者(会社)またはその団体と、労働条件その他の待遇や、労使関係の運営に関する事項について、対等の立場で話し合い、労働協約の締結などを目指す交渉のことをいいます。これは憲法および労働組合...
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団体交渉の手続き

団体交渉の開始手続き団体交渉は、労働組合からの団体交渉申入れにより開始されます。一般に労働組合から書面により日時、場所、交渉出席者、交渉事項などが明らかにされます。使用者は、特段の意義がなければ書面で受諾の回答をし、申し入れ内容に異議がある...
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団体交渉の対象事項

任意的団体交渉事項一般論としては、双方が合意すればいかなることも団体交渉の対象にすることができます。例えば、次期取締役の選任について労働組合が団体交渉を求めたとき、応諾義務はありませんが、会社側が応諾したときは団体交渉の対象事項にすることが...
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団体交渉の応諾義務と誠実交渉義務

応諾義務使用者が、労働組合法に適合する労働組合から申し込まれた団体交渉を正当な理由がなく拒否することは不当労働行為にあたります。(不当労働行為)労働組合法第7条 使用者は、次の各号に掲げる行為をしてはならない。一(略)二 使用者が雇用する労...
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団体交渉の当事者

労働者側当事者労働組合労働者側の当事者は、原則として労働組合第2条の要件を満たす労働組合、つまり法適合組合である単位組合が団体交渉の当事者になります。また、支部、分会などの下部組織も、組合本部の統制に服する範囲で、当該下部組織に所属する組合...
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団体交渉の基礎知識

団体交渉とは団体交渉とは、労働組合または労働者の集団が、代表者を通じて使用者(または使用者団体)と、労働者の待遇または労使関係上のルールについて行う交渉です。現場では略して「団交」ということが多いです。労働組合が団体交渉を行う権利は憲法第2...
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労働組合とは

労働組合とは労働組合は、労働者が労働条件の改善等を目的として組織する団体です。会社と団体交渉を行い、ストライキ等の団体行動をする権利は、憲法第28条で保障された基本的な権利です。労働組合法では労働組合を「労働者が主体となって、自主的に労働条...
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労働協約の基礎知識

労働協約とはどのようなものか労働協約とは、労働組合と使用者が労働条件等について締結する文書のことです。労働組合法に労働協約の要件が定められています。労働協約とは、労働組合と使用者とが取り交わすさまざまな協定、取り決めなどのうち、労働組合法1...
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不当労働行為の基礎知識

不当労働行為とは不当労働行為とは、使用者が労働組合や従業員に対して行う不当な行為のことで、労働組合法で禁止されています。代表的な不当労働行為は次のようなものです。1.従業員が、労働組合に加入しようとしたこと、労働組合を結成しようとしたこと、...