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中途採用面接マニュアル

Last Updated on 2023年11月25日 by

中途採用も新卒採用も面接に基本的な違いはありませんが、中途採用の方が確認しておきたい事項が多くなる傾向があります。

中途採用面接マニュアル

中途採用の面接にあたって、担当者は次の事項に留意して下さい。質問例も記載していますが、要点を把握していれば内容を変えても構いません。面接の流れや求める情報に合わせて調整してください。

応募者は貴重な時間とお金をかけて面接会場に足を運んでいます。応募者は過去または将来の顧客である可能性があります。応募者が不快な気持ちで会場を去ることは避けなければなりません。応募者が意に沿わない発言をしたり、間違っていることを発言したとしても、そうした発言を記録するだけにとどめて、反論などしてはいけません。

応募書類の確認

履歴書と職務経歴書は事前に目を通して、質問のポイントをメモしておきましょう。

職務経歴書の内容が正確であるか確認するためには、面接担当者にその分野の専門知識が必要です。専門知識が不足していると考える場合には、その分野の専門知識を持ったメンバーを面接に加えることを申し出て下さい。

資格については、免許証等の写しがあるか確認して下さい。裏付けのない資格が記載されているときは、書類の提出を求める必要があるかどうか人事課に確認して下さい。自動車運転免許の保持者については現状の点数や事故歴についても質問して記録して下さい。

質問例

「履歴書に記載している資格以外に、特にアピールしておきたいスキルや経験はありますか?」

「自動車の運転についての質問ですが、現状の点数の状態はどうなっていますか?」「これまでに大きな事故の経験はありますか?」

「賞罰は記載されていませんが、ないということでよろしいですね」

「仕事をするにあたって、何か会社に配慮してほしい健康上の問題点はありませんか?」「当社の場合、自動車運転がありますが、高所作業がありますが、重量物を扱うことがありますが、寒冷な現場がありますが、(等々)いかがでしょうか?」

前職に関する質問

退職理由は重要なポイントです。転職自体は一般的であることを理解し、特に穏やかに質問して下さい。問題があると感じる回答であっても反論せずに、傾聴する姿勢を保って下さい。

質問例

「具体的なプログラミング言語やツールの経験を教えていただけますか?」

「職務経歴書に記載されているプロジェクトの中で、特に印象深い思い出はありますか?」

「退職については何かしらの理由があると思いますが、差し支えない範囲で理由を教えてもらってもよろしいでしょうか?」

「履歴書には一部の期間についての隙間が見られますが、それに関してなにか補足して説明したいことはありますか?」

「新しい職場で期待する環境や仕事の特徴がありますか?」

「チームワークやプロジェクトへの貢献において重視するべきポイントはどういうものだとお考えですか?」

志望動機の確認

応募者の社会人経験を踏まえ、過去のスキルと将来の成長に関する具体的な考え方を問うことが大切です。

質問例

「過去の職務経験を踏まえて、当社に応募する理由を教えてください?」

「当社に入社した場合、将来的にどのようなスキルを身につけたいと考えていますか?」

逆質問について

中途採用者の場合は即戦力を期待するので、会社が期待するスキル、待遇、その他十分に理解をしてきてもらう必要があります。質問が無い、イコール、入社したら不満を言わずに働くということではありません。質問がない場合と言われても、一つ二つ例を示しながら促してください。また、質問というと待遇や福利厚生についての質問が多いと思われます。そうした質問も大事ですが、仕事の内容についても質問してもらうように仕向けて下さい。

質問例

「これで私の方からの質問は終わりますが、逆にあなたの方から何か質問したいことはありませんか?」

「その他に、仕事の内容についての質問はないでしょうか?」

セクハラ等に対する警戒

セクシャルハラスメント等のハラスメントにならないように、言葉づかいだけでなく、自分の表情、目線にも気を配りましょう。

個人のプライバシーに立ち入らないようにしましょう。時事ニュースへの感想、読書や映画の傾向、宗教の話題、などは禁句です。また、応募者の家族構成や職業、結婚や離婚、現住所、出身地に関する話題はプライバシーに立ち入るリスクがあるので触れないようにお願いします。


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