求人と選考の手続き – カツの会社事務入門

求人の留意点

応募者にどの会社で働くかどのような職種で働くかを決める自由があるのと同様に、企業側にもどのような方法で募集するかどのような人を採用するかの自由があります。ただし、企業に対しては法令による一定の制限があることに注意しなければなりません。

求人方法は、公共職業安定所（ハローワーク）への求人のほか、求人誌や求人サイト、新聞広告やチラシへの掲載など様々な方法があります。共通して言えるのは、労働条件や仕事の内容について、わかりやすく正確な情報提供を心がけることです。

選考は筆記試験や適性検査を行うこともありますが、面接が一番重視されています。選考にあたっては、公正さはもちろん、丁寧な応対を心がけて現在将来の顧客かもしれない応募者を不快にさせないことが大事です。

応募者は採否通知が遅いと次の求職活動に移れずに困ってしまいます。できるだけ早い採否通知を心がけましょう。また、採否決定日を事前に伝えるようにしましょう。