事務処理とは何か
分かりやすく説明するために、「事務作業」と「事務処理」の違いから説明します。
「事務作業」は、定型的なルーチンワークや、特定のツールを使って何かを「する」という行動そのものに焦点を当てた言葉です。
例:
・書類の整理やファイリング
・データ入力
・備品の発注
・来客対応、電話対応
・コピーやスキャン
「事務作業」は、「手を使って行う単純な作業」というイメージが強いです。
一方、「事務処理」は、単なる作業だけでなく、「物事を完結させる、問題を解決する」という目的や、「判断」を含む概念です。
例:
・経費精算の処理(ルールの確認や、金額のチェック、支払いまで)
・契約書の処理(内容の確認、押印、保管まで)
・請求書の処理(内容の確認、支払い指示まで)
・問い合わせ対応の処理(相手の状況を判断し、適切な部署への引き継ぎまで)
「事務処理」は、「思考や判断を伴う一連のプロセス」というイメージが強いです。
このように、2つの言葉は似ていますが、「思考」や「判断」が含まれるかどうかが大きな違いとなります。
各論
文書の管理
「伝わる」報告書の書き方:テンプレート作成からルール作りまで
情報の管理
押印・電子署名・電子申請
いまさらですが、社会保険などの手続きを電子申請でやるってどういうこと?
物品の管理
制服あり・なし、どっちがいい?会社の制服がもたらすメリット・デメリット
経理の事務
出張の管理
発明の管理
行事やプロジェクトの管理
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