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経営方針発表会

Last Updated on 2020年10月1日 by

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経営方針発表会の意義

経営計画を作っている会社では、毎年、策定した経営計画を公式に発表する機会を持つことが勧められています。これは、経営方針発表会や経営計画発表会と呼ばれるものです。

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経営方針は、各部門の計画をもとに策定するので、それぞれの部門は自部門の計画内容を承知しています。そのため、会社全体としてまとまった経営方針は、資料として配布すればよいことで、あえて、経営方針発表会という形式ばった行事をする意味がないという意見もあります。

しかし、自分の目標数字を知っていればよい、配付された資料を読めばよい、という考えでは計画達成に向けて従業員の力を十分に引き出すことはできません。従業員が経営方針の作成と実践の重要性は、多少大げさな行事を準備し実施することで、従業員の目と耳、心に訴える効果が期待できるのです。

このため、なるべく非日常的な舞台を用意するために、ホテル等の宴会場を借りて行うのが一般的です。

誰に向けた経営方針発表会か

経営方針発表会の主役を取引先にするか、従業員にするかでやり方が異なります。

取引先に向けた経営方針発表会

この場合は、取引先への協力要請が主目的になります。

会社の成長のためには取引先の協力が不可欠です。特に、資本の提供者である主要な仕入先や金融機関は重要です。

取引先は、今後どのような経営をしていくのか、具体的な展望に関心を持っています。

したがって、来年以降の数値目標はもちろん、その数値目標を達成するための具体的な手段を示す必要があります。

また、過去年度の計画の達成状況や成長度合いにも大きな関心を持っています。

したがって、前年度の計画の実行状況、業績についての説明が重要です。前年も開催している場合は、前年計画した内容がどうなったのか、きちんと分析をつけて説明することが信頼を得ることができます。

なお、取引先を対象にした経営方針発表会は、説明だけで終わないのが一般的です。せっかく足を運んでもらうのですから、説明のあとに、懇親会、観光、ゴルフなどをセットして接待的な要素を加えます。

そのため、幹部従業員は総出で取引先への対応につとめます。

従業員に向けた経営方針発表会

従業員を対象にする場合は、策定した経営理念、経営方針を従業員に周知するとともに、団結心を醸成する効果を狙うものにします。

したがって、なるべく多くの従業員が参加できるように工夫する必要があります。

経営方針発表会にあわせて永年勤続の表彰、業績優秀の表彰などをおこなうことも行われます。

発表会の準備

また、準備そのものが従業員の団結強化につながります。できるだけ多くの従業員に役割を与えて一緒に協力して実行した達成感をもってもらいましょう。

経営計画書

経営方針を記載した経営計画書をプリントする必要があります。

幹部従業員向けのものは、表紙に社外秘の表示をし、配布リストをつくり、配布NOを表示します。部外秘であることを認識させましょう。また、配布しっぱなしではなく、会議の度に持参させ活用することも大事です。

一般従業員向けのものは、幹部従業員向けの要約版にします。

取引先等に配布するものは、対外的に周知を図りたい部分をピックアップして、分かりやすいように写真や図などを加えてつくります。

経営方針の発表者

全社の経営方針は社長自らが発表します。それをうけた各部門の経営計画をそれぞれの責任者が発表します。

社長と部門責任者の発表がちぐはぐにならないように、内容と時間を示し、予行演習で社長がチェックする必要があります。

経営方針発表会の時間配分

発表会の時間は、内容によりますが、長くても2時間くらいです。一例としては、午後3時に開始し、5時くらいに懇親会に移行するとよいでしょう。

経営方針発表会の次第例

□ 開会のあいさつ
□ 来賓紹介
□ 社長の経営方針発表
□ 各部門管理者の部門経営計画発表
□ 閉会のあいさつ