給与計算の基本
中小企業では計算センター等に外注するか市販の給与ソフトを用いて給与計算をすることが多いと思います。その場合でも、基本的な流れを把握していないと思わぬ間違いをすることがあります。
変更があったときの事務
労働時間の事務
従業員の給与額を計算する仕事は、他の仕事に増してミスや間違いが許されません。また、給与計算は法令が定めるルールの範囲で処理する必要があるので一定の専門知識が必要です。少しでも不安があったら税理士や給与ソフトのヘルプセンターなどを利用して早めに解決するようにしましょう。
社会保険の事務
健康保険料や厚生年金保険料、雇用保険料は、会社が給与から控除して本人に代わって納付することになっています。従業員ごとに保険料を計算しなければなりませんが、給与ソフトを使っている場合には自動計算してくれます。
所得税の事務
会社が従業員や報酬の受取人から所得税を徴収して本人に代わって国に納付する所得税を源泉所得税といいます。源泉所得税額は国税庁の源泉徴収税額表によりますが給与計算ソフトを使っている場合には自動計算してくれます。
給与計算の用語
給与計算の担当者は基本的な用語を理解していなければなりません。
会社事務入門>このページ