会社の運営

管理職の定義と役割

管理職とは管理職とは会社などにおいて、部下を指揮・管理する地位に任命された人をいいます。(後段で説明する労働基準法に定めがある「管理監督者」とは違います。)法律で定められたものでなく、それぞれの会社が独自に任命するものであるため、名称や権限...
労働紛争対応

従業員による不適切な行動への対応

不適切な行動の類型思いがけないできごとが起ったときにどう対応すればよいか悩むことはありませんか。トラブルは事象も背景も千差万別なので、事例をそのまま当てはめるわけにはいかないと思いますが、一般的な対応法を検討してみました。遅刻や無断欠勤への...
その他の規程

定年後勤務延長規程のサンプル

定年後勤務延長規程(目的)第1条 この規程は、〇〇株式会社(以下「会社」という)の定年後の勤務延長制度について定める。(勤務延長制度)第2条 勤務延長制度とは、特別な事情がある場合に定年に達した従業員を引き続き勤務させる制度である。(対象従...
会社の運営

マスク等の着用を義務付ける際に気をつけるべき点

マスク着用の必要性の判断新型コロナ感染症の流行にともない、職場でマスク着用を義務付けるケースが増えました。マスク着用については、政府の専門家会議の議論を経て推奨されていたので、これまでは会社等におけるマスクの義務付けについて問題になるケース...
労働災害

労災保険に加入していないときに労災事故が起こればどうなるか

かかった費用を求められる労災保険は強制保険なので、労働者を1人でも雇っている事業主は、労災保険の加入手続を行って労働保険料を納付しなければなりません。もし、労災保険に加入していない、あるいは労働保険料を払っていない期間に労災事故が発生したと...
労働災害

仕事中のケガなのに労災保険を使わないのはどうなのか

仕事中のケガは労災が原則仕事中のケガには労災を使うのが原則です。労災保険は被災者の自己負担は原則としてありません。休業の補償も健康保険より労災保険の方が有利です。労働者のためには労働災害や通勤災害は労災保険を使わなければなりません。とは言う...
労働災害

労災保険の休業給付を事業主が一時立て替える制度

労災保険受任者払い制度労災保険の給付は申請者本人の口座に振り込まれるのが原則です。ただし、労働基準監督署に書類を提出してから約1か月、ときにはそれ以上の時間がかかるので、労働者の生活を維持するために、事業主が立て替えて支払い、後日の給付は会...
賃金・賃金制度

従業員の給料を払えない時はどうするか

支払いの遅れは法律違反従業員の給与は、約束通りの金額を約束の期日(給料日)に支払わなければなりません。賃金支払いの遅延や一部不払いは、労働契約の不履行として支払うべき給料の全額に加えて損害遅延金の請求を受けることになります。また、労働基準法...
労使協定

年次有給休暇の賃金を標準報酬日額で支払う場合の労使協定のサンプル

年次有給休暇の賃金に関する労使協定〇〇株式会社(以下「当社」という)と同社従業員代表〇〇〇〇とは、年次有給休暇中の賃金に関し、労働基準法第39条第9項ただし書に基づき、次のとおり協定する。第1条 〇〇株式会社は年次有給休暇の手当として健康保...
休職

休業あるいは休職中の従業員に出勤してもらえるか

合意が必要です休業あるいは休職中の従業員は、その目的に沿って休業あるいは休職する権利があるので、仕事上の必要が生じたからといって出勤させることはできません。ただし、やむを得ない事情が生じたときには強制にならないように注意して、出勤が可能かど...