休職

休業あるいは休職中の従業員に出勤してもらえるか

合意が必要です休業あるいは休職中の従業員は、その目的に沿って休業あるいは休職する権利があるので、仕事上の必要が生じたからといって出勤させることはできません。ただし、やむを得ない事情が生じたときには強制にならないように注意して、出勤が可能かど...
会社の運営

従業員が送受信した業務メールを会社がチェックできるか

メールチェックの是非従業員が業務用パソコンや貸与されたスマートフォン(以下、「貸与端末」)から送受信したメールを会社がチェックすることの是非について、法的な観点や企業経営上の必要性、そして従業員のプライバシー保護という観点から解説します。法...
労働時間

機密の事務を取り扱う者とは

労働時間・休憩・休日の規定が適用されない労働基準法第41条は労働時間に関する規定が適用されない労働者について定めています。ここでは、同条の二の「又は」以下に定めがある「機密事務取扱者」について解説します。(労働時間等に関する規定の適用除外)...
事故・災害

安全運転管理者による酒気帯び確認

酒気帯び確認の義務化2021年11月10日、「道路交通法施行規則の一部を改正する内閣府令」が公布され、安全運転管理者の業務として、新たに下記の業務が追加されました。・運転の前後に、運転者に対して目視およびアルコール検知器を使用して酒気帯びの...
採用

トライアル雇用という選択肢もある

トライアル雇用とは、すぐに採用するのではなく、原則3ヶ月の試行期間を設けて、その間に適性や能力を見極めて採用するかどうかを決める制度です。実際の業務を通して、労働者が仕事に対してどの程度の適性があるのかを判断することが可能です。トライアル雇...
労働基準法

レイオフと一時帰休は違うのですか?

レイオフとはアメリカのレイオフは、景気悪化や業績不振などを理由に、企業が従業員を一時的に解雇する制度です。再雇用を前提としているのが特徴で、業績が回復すれば再び雇用する可能性があります。しかし、レイオフされた従業員は、再雇用されるまでの間は...
退職・解雇

レイオフは優先再雇用を約束する整理解雇です

レイオフの仕組みアメリカのレイオフ(layoff)は、企業の経営上の理由により、従業員を一時的または恒久的に解雇することです。レイオフは、景気の悪化、組織再編、事業所の閉鎖など、企業側の都合で実施されるものです。通常、個々の従業員の業績や能...
退職・解雇

アウトプレースメントとは

アウトプレースメントとは従業員の転職を支援するサービスやそのビジネスのことです。企業が雇用調整の必要があって人員削減を行う場合に、基本的にはその企業の人事部門等が退職することになった従業員の再就職などについて一定の支援を行いますが、その退職...
賃金・賃金制度

男女同一賃金の原則について

労働基準法の定め女性だから、という理由で男性社員より低い給与にするのは違法です。(男女同一賃金の原則)労働基準法第四条 使用者は、労働者が女性であることを理由として、賃金について、男性と差別的取扱いをしてはならない。このように、明確に差別を...
労働紛争対応

労働委員会による個別労働紛争あっせん制度

あっせんとは個別労働紛争における「あっせん」とは、個別の労働者と事業主との間で、解雇や賃下げ、配置転換などの労働トラブルが発生したときに、「あっせん員」が双方の間に入って、話し合いによる解決をサポートすることです。労働委員会とは労働委員会は...