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法定労働時間

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法定労働時間とは

労働基準法では、労働時間を1日8時間を超えてはならず、かつ、1週40時間を超えてはならないと定めています。

(労働時間)
労働基準法第32条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。
2 使用者は、一週間の各日については、労働者に、休憩時間を除き一日について八時間を超えて、労働させてはならない。

e-Gov法令検索 2020/08/28

これ以上働かせてはいけないという限度の時間数を法定労働時間と言います。

例えば、勤務時間が8時30分から17時30分までの会社で、昼休みが1時間だとすると、この会社の労働時間は8時間です。厳密に言えば、仕事が17時31分までかかれば、労働時間は8時間1分になり、1日の法定労働時間である8時間を超えるので労働基準法違反になります。

法定労働時間を超えて働かせるには、法律に定められた手続きをとらなければなりません。
労働時間延長の手続き

また、超えた時間については、割増賃金を払わなければなりません。数分、数十分の残業代を、わずかのことだから誰も文句を言ってこない。だから、これくらいいいだろう。というやり方はよろしくありません。たとえ1日1分でも、年間にすれば数時間になり、数千円のお金をごまかしていることになるからです。

わずかのことだと安易に考えることが、「サービス残業」という問題になります。

そして、長時間労働による過労死という重大な問題につながることがあります。

法定労働時間についての規定は、なるべくそうしなさいという緩い規定ではなく、「6か月以下の懲役又は30万円以下の罰金」の罰則が適用される強制規定です。

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