カテゴリー
労働時間

過労死を防ぐために

Last Updated on 2020年1月4日 by

トップページ労働時間の適正な管理>このページ

過労死とは

過労死とは、労働者が長時間労働や休日なしの勤務を続けた結果、精神的肉体的負担で、脳溢血、心臓麻痺などで突然死することです。

厚生労働省では、「過労死とは過度な労働負担が誘因となって、高血圧や動脈硬化などの基礎疾患が悪化し、脳血管疾患や虚血性心疾患、急性心不全などを発症し、永久的労働不能または死に至った状態をいう」と定義しています。

労災認定の基準では、過労死は、病気を発症する前の1か月に100時間以上の残業を行った場合。または、1か月に80時間以上の残業が2か月から半年にわたって続く場合などに労災保険の適用が認められています。

過労自殺はなぜ起こるか

「過労死」と同様に長時間労働などの過度の負担が原因になる死亡に「過労自殺」があります。

身体に強い負担がかかり、くも膜下出血や心筋梗塞などを発症して死亡するのが過労死。心理的に強い負担がかかり、うつ病などの精神障害を発症して自殺するのが過労自殺です。

会社がとれる対策

長時間労働を減らすことが第一の対策です。そのためには、経営層の意識改革が必要です。どんな宣言をしても、方針を打ち出しても経営層の意識が変わらなければ、一時的に労働時間が削減されたとしても、長時間労働体質は変わりません。

自分で自分を守ることを忘れないように

会社がいくら長時間労働削減の方針を出しても、忙しいときは忙しいものです。忙しいときに頑張るのは悪いことではありませんが、心身をこわしてはなんにもなりません。

そろそろ危ないというサインが出ているはずですが、本人は気づかないものだそうです。やはり目に見える危険ラインの設定が必要です。

一般的に危険ラインは月の残業時間45時間だそうです。これを超えているのであれば、自覚症状が無くても、対策を(会社を辞めることも視野に)考えるべきです。自分の体は自分で守るしかないのです。