労働基準法

労働慣行について

労働慣行とはこのようなことはないでしょうか?□ 遅刻については届を出させているが賃金はカットしていない□ 一部の人に危険手当を出しているが特殊なケースなので就業規則に定めていない□ 就業規則にはパートタイムには賞与を支給しないと書いてあるが...
労働時間

有給休暇の買い取り

買い取りは原則としてできない有給休暇は、通常の休日とは別に従業員に休暇を有給で与えて、心身の疲労を回復してもらおうという制度です。したがって、金銭を支払ってこれを与えないことは法律の目的に沿わないので原則として禁止されています。昭和30年1...
株主総会

株主総会における代理人の扱い

原則的な取り扱い株主総会に会社が発行した議決権行使書(または委任状)用紙を持参して来場した人については、(明らかにその人が本人でないことが明確な場合をのぞき)その人を株主本人であると推定して受付すること多くの株主総会で行われています。ただし...
労働基準法

労働者は労働基準監督官に労働基準法違反を申告できる

法違反を申告する権利労働者は、会社の労働基準法違反について、労働基準監督署に申告(申し出ること)する権利があります。このことは労働基準法に定められています。会社は、その申告が事実のときはもちろん、誤解等で事実でなかったときでも、申告した労働...
採用

試用期間を設けることができる

試用期間とは試用期間とは、試しに用いる(使ってみる)期間という意味です。試用期間というのは法律に裏付けられた制度ではなく、社会慣行の一つです。就業規則に試用期間の定めがあり、それを承知して労働契約を結んだ従業員に対して適用することができます...
労働基準法

同居の親族、家事使用人の扱い

労働基準法による適用除外労働基準法は労働基準法が適用されない「労働者」について定めています。労働基準法第116条2 この法律は、同居の親族のみを使用する事業及び家事使用人については、適用しない。同居の親族のみを使用する事業とは同居とはここで...
退職・解雇

定年後の勤務延長制度について

継続雇用制度の一つ高年齢者雇用安定法は、65歳までの安定した雇用を確保するための措置を実施するように求めていますが、その措置の一つが「継続雇用制度」で、継続雇用制度には「再雇用制度」と「勤務延長制度」の2種類があります。再雇用制度の方は、定...
安全衛生管理

常時使用と常時雇用と常用

常時使用する労働基準法労働基準法第89条に次のようにあります。「常時十人以上の労働者を使用する使用者は、次に掲げる事項について就業規則を作成し、行政官庁に届け出なければならない。」「常時十人以上の労働者を使用する」となっています。これが「常...
安全衛生管理

給食従業員の検便

労働安全衛生規則による検便食堂等で給食業務に従事する人は検便検査を受けなければなりません。労働安全衛生規則第47条 事業者は、事業に附属する食堂又は炊事場における給食の業務に従事する労働者に対し、その雇入れの際又は当該業務への配置替えの際、...
社会保険

役員や家族等の社会保険は加入条件に注意が必要です

法人の役員の場合法人の役員に対しては「4分の3以上」の要件が適用されません。法人の場合は、実務的には常勤・非常勤の区別で加入の可否を判断するのが一般的です。社長を含めて、常勤の役員であれば社会保険に加入させます。しかし、厳密に言えば、「常勤...