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賃金の口座振込に関する同意書のサンプル

Last Updated on 2023年11月27日 by

サンプル

賃金の口座振込に関する同意書兼振込依頼書

給与並びに賞与を口座振込で受け取ることに同意し、取扱いについて下記の通り申し出ます。また、口座振込についての留意事項について説明を受け、その内容を確認しました。

なお、労使協定に基づき、振込の指定先は金融機関は2社まで、金融商品取引業者と資金移動業者については各1社までとすることに同意し、金融商品取引業者と資金移動業者への振込は、毎月の給料のみを対象とすることに同意します。

私が希望する振込先は□欄にチェックをした金融機関等です。全額の振込を希望する場合は「全額」に○を付し、残りの額をの振込を希望する場合は「他口座への振込を控除した額」に○を付し、一部の額を希望する場合は「一部」に○を付し希望金額を記入します。

□ 金融機関への振込1

金融機関の名称
支店名
預金等の種類
口座番号
名義人(本人に限る)
この口座に給与の全額・他口座への振込を控除した額・一部(   円)
この口座に賞与の全額・他口座への振込を控除した額・一部(   円)

□ 金融機関への振込2

金融機関の名称
支店名
預金等の種類
口座番号
名義人(本人に限る)
この口座に給与の全額・他口座への振込を控除した額・一部(   円)
この口座に賞与の全額・他口座への振込を控除した額・一部(   円)

□ 金融商品取引業者への振込

金融商品取引業者の名称
支店名
口座の種類
口座番号
名義人(本人に限る)
この口座に給与の全額・他口座への振込を控除した額・一部(   円)

□ 資金移動業者への振込

資金移動業の名称
資金移動サービスの名称
口座番号(アカウントID)
名義人(本人に限る)
この口座に給与の全額・他口座への振込を控除した額・一部(   円)
資金移動業者の取り扱い上限を超える額は下記の口座に振込をお願いします。
(金融機関名    支店名    口座名  口座番号     )

以上の口座振込みは令和○年○月支給分から開始することを希望します。

〇〇株式会社殿

令和  年  月  日

氏名            ㊞

補足

指定振込先は労使協定で制限できますが、絞り込みすぎると従業員にとって不便になります。このサンプルは、銀行等2社、証券会社1社、電子マネー1社の計4社を限度とした例です。

従業員の利便性を考慮するのは重要なポイントですが、一方、会社の事務負担能力も考慮しなければなりません。賃金の給与振込は使用者の義務ではないので、労使協定で金融機関1社のみとすることができます。その場合は、前文の尚書きの部分を「労使協定に基づき、振込の指定先は金融機関は1社のみとすることに同意し」となり、金融機関名記入欄には一つだけ掲載します。


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