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評価制度

評価の甘辛を補正する

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甘辛調整とは

評価は人が行うものですから、評価者によって甘い辛いが出てきます。

評価者研修を継続するなどの努力によって、ある程度は評価者のレベルを上げていくことはできますが、すべての評価者が同一レベルに達することは困難です。

そこで、一次評価者から上がってきた評価点を補正します。

これを甘辛調整といます。

甘辛調整のやり方

二次評価者が調整する

評価を2段階で行うことは一般的に行われています。直属の上司が行った一次評価をもとに、その上の上司が二次評価を行います。

この二次評価者に、甘辛の補正も行わせるのです

結果的に、上位の者が評価点を付けなおすことになるので、一次評価者のウエイトが下がります。

甘辛調整を機械的に行う

甘辛調整を、機械的にやることもあります。

評価者別の平均点が同じになるように、全員の得点を上げ下げする方式で調整を行うものです。

平均点方式といいます。

例えば、次のような評価結果を得たとします。

評価者被評価者評価点補正補正後評価点
甲課長Aさん45+348
Bさん50+353
Cさん70+373
Dさん55+358
Eさん60+363
平均47 59
乙課長Aさん45-243
Fさん70-268
Gさん80-278
Hさん60-258
Iさん50-248
平均52 59
総平均50  

全体の平均点は50点でした。これを基準点とします。

甲課長の評価点を平均すると47点です。甲課長は平均より3点辛いわけです。そこで、甲課長の部下には全体の平均点との差である3点を追加します。乙課長の平均点は基準点より2点甘い52点なので、乙課長の部下から全体の平均点との差である2点を削減します。

より精度を上げるには標準偏差を用いる方法もありますが、評価制度を始めたばかりの中小企業では、細部を難しくすると抵抗感が強くなりがちです。

正解はないのですが

甘い人や辛い人がいるのは確かなので、何らかの調整が必要ですが、これで大丈夫といううまい方法はありません。紹介したのは、実際に行われている調整方法の一つです。

いろいろ工夫して、徐々に評価制度に対する満足度を上げていきましょう。