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賃金

評価項目の決め方

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評価項目にはどういうものがあるか

評価(人事考課)を行う際に、最初に決めなければならないのは、どういうところを評価の対象にするかです。評価の項目といいます。

評価の項目は、会社によって違いますが、おおむね次の3つの項目で評価しています。

能力の評価

知識や行動力など、仕事を遂行する能力がどれくらいあるかを判定します。その能力が仕事に生かされたかどうかは考慮しません。あくまでも保有している能力が対象です。どんな能力があればよいかは、評価制度を作る際に定めておきます。

態度の評価

積極性や責任感、協調性など、仕事をしている様子を評価します。「頑張っている」「あいさつがいい」などはこの項目で評価します。

業績の評価

一定期間の仕事の成果を判断します。営業部門は把握しやすいのですが、成果を把握しにくい部門もあります。仕事の改善や会社の知名度をあげたなど、数字で表しにくい部分もしっかり評価する必要があります。

自社に適した評価項目にする

評価の項目は、参考書を参考にしてよいのですが、社長が自分の会社では何が大事と考えるかということで項目の内容も力点も違ってきます。

折衝力が必要であるとか、明るいほうがいいとか、何より実績だとか、いろいろな考えがあると思います。中小企業向けの標準的な成績評価報告書を作成したので参考にしてください。

成績評価報告書のサンプル

(評価期間:令和  年  月  日より令和  年  月  日)

評価者氏名:
1次評価者氏名:
2次評価者氏名:

別添の評価基準表を参考に評価項目ごとに評価を実施してください。評価点数欄には、次の点数を記入します。

S評価=14点 A評価=12点 B評価=10点 C評価=8点 D評価=6点

評価項目ごとに、どの評価段階に当てはまるかを考えてください。5段階評価です。とても優れているがS評価、まったくだめがD評価、普通がB評価です。

評価項目1次評価点数2次評価点数
日常業務は一人でこなせるか
仕事への積極性はどうか
改善や工夫の提案はあるか
安全衛生への気配りはどうか
笑顔で応対できているか
整理整頓はどうか
規程やルールは守ったか
無断欠勤はどうか
遅刻はどうか
10守秘義務は守っていたか
11度を越えたさぼりはなかったか
12備品をていねいに扱うか
13敬語の使い方は適切か
14挨拶はどうか
15指示の受け方はどうか
16部下又は後輩への指導はどうか
17同僚との協力はどうか
18責任逃れをしないか
19会議等での発言はあるか
20私語が多くないか
合計

評価項目と評価基準は、一度決めると毎年踏襲しがちですが、できれば、それぞれの会社の経営理念や社員の期待を反映して年々検討を加えるべきです。