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経理の事務

経理事務について

Last Updated on 2021年7月14日 by

経理とは

経理とは、会社などの日々の営業活動をお金の面から記録することをいいます。

売上がいくらあったか、商品をいくら仕入れたか。そのほかにも会社にはいろいろなお金の出入りがありますが、これらを一つ一つ記録し、領収書などの証拠書類を保管します。

期末には、記録を記載した帳簿を元に、決算書を作成します。

経理の仕事には、毎日行う仕事と、毎月行う仕事、そして毎年一定の時期に行う仕事があります。

毎日の仕事

現金や預金の出納を行い(入金や支払などのやり取り)、毎日現金の有り高を数え、帳簿に記載した現金の残高と一致していることを確かめます。

月単位の仕事

・ 帳簿の締め切りをします
・ 月次試算表の作成をします
・ 資金繰り表の作成をします
・ 請求書を発行します
・ 仕入先等への支払をします
などがあります。

年単位の仕事

・ 決算の作業をして、貸借対照表、損益計算書などの書類を作成します
・ 税務申告書を作成します

経理規程

以上の業務は、毎日毎月毎年確実に繰り返す必要があります。漏れや省略が生じないように規程を定めて運用するとよいでしょう。

経理規程のサンプル

経理の目的

事業は、儲けているのかいないのか、お金は足りるのか足りないのか、漠然とつかんでいるだけではいけません。会社の動きをお金の面から一円の単位まで把握してこそ、しっかりした経営ができるのです。

つまり、経理の目的は、売上と経費をきちんと記録して儲かっているかどうかを確認しますことです。

これがしっかりしていれば、日常の作業を続けるだけで、銀行や取引先に提出しますための決算書や、納税という社会義務を果たすための税務申告が楽に作成できるようになります。

経理事務の資格

ただし、通常経理担当者を募集するときは、資格か実務経験を重視します。これから経理の仕事に就きたいのであれば、商工会議所でやっている簿記の検定をとっておくべきでしょう。

実務では、経理ソフトに入力することが仕事の中心になります。その場合は仕訳がどれだけ分かるかが重要です。仕訳に関しては、基本的なところは暗記ですから参考書などでしっかり勉強しましょう。

また、帳票作成も含めてほとんど経理ソフトの作業ですが、資料作りをするときはエクセルなどを使うことが多いです。エクセル等は見よう見まねでもできますが、しっかりしたものを作るには参考書で一通り勉強したほうがよいでしょう。

経理の仕事をするには簿記の知識が必要ですが、必ずしも簿記の資格が必要なわけではありません。何の仕事でもそうですが、まったく知識と経験がなくても、教えてもらいながらやっているうちに一人前になります。

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