労働組合または労働者代表

労働組合

労働組合は、労働者が主体となって、自主的に労働条件の維持改善その他経済的地位の向上を図ることを主たる目的として組織する団体です。労働組合の役割は、使用者よりも立場の弱い労働者が団結することで、使用者と対等な立場で交渉することです。

労働組合は会社と団体交渉を行い、労働協約を締結し、受け入れられない場合はストライキ等の団体行動をする権利を有します。
使用者は、同盟罷業その他の争議行為であって正当なものによって損害を受けたことの故をもって、労働組合又はその組合員に対し賠償を請求することができません。また、労働組合や組合員に対して不利益な取扱をすることは不当労働行為として禁止されています。

労働組合とは

団体交渉の基礎知識

労働協約の基礎知識

不当労働行為の基礎知識

労働者代表

会社と従業員が労使協定を締結するときには、過半数で組織されている労働組合があれば労働組合の代表者が労使協定の締結者になります。労働組合がない場合は、労働者の過半数を代表する者を選出しなければなりません。

労働者の過半数代表者とは


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