Last Updated on 2023年10月10日 by 勝
事業場の定義
事業場とは同じ場所で相関連する組織的のもとに継続的な作業をする場所を言います。
例えば、工場、事務所、店舗などが各々事業場となります。
同じ会社に所属していても、別の場所にあれば、別の事業場となるのです。
衛生管理者、労働者死傷病報告書、健康診断報告書などは、事業場単位で届け出る必要があります。
同一場所であっても一つの事業場ではないケース
同じ場所であっても、そこで行われる事業の内容がかなり異なる部門である場合は、その部門を切り離して別個の事業場とする必要があります。
たとえば、工場内の診療所、自動車販売会社に附属する自動車整備工場等はこれに該当します。
事業の内容が大きく異なる場合は、安全衛生管理にも違いがあるからです。
場所が離れていても同一の事業場となるケース
上のケースとは逆に、かなり小規模な事業場は、独立した事業場とはせずに、直近上位の事業場と一括して一つの事業場とすることがあります。
組織というほどの人数がいない、同じ場所で継続的に行われる作業がない、独立して事務を行えない、そのような場合が該当します。
事業場を一括する手続き
支店等の事業場毎に労働保険や社会保険の事務を扱うのが原則ですが、本社等が一括して事務を行なうこともできます。
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事業所とは
事業場に似ている用語に事業所があります。事業所は同じ場所にある事業です。一つの社屋に工場と診療所がある場合は、工場と診療所は異なる事業場ですが、一つの事業所になります。
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