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労働時間

パートタイムの年次有給休暇

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労働時間等に応じて比例付与する

有給休暇の骨子はおおむね一般社員と同じですが、パートタイムの場合は、労働日数や労働時間に応じて、有給休暇の日数が減じられます。

比例付与が適用されるのは、

週所定労働日数が4日以下(週以外の期間で労働日数が決められている場合は、年間所定労働時間が216日以下)

かつ

週所定労働時間が30時間以下の場合です。

つまり、週所定労働時間が30時間以上であれば、パートタイムであっても、比例付与の対象にできません。通常の労働者と同じ日数の年次有給休暇を与えなければなりません。

比例付与の計算例

計算式は次の通りです。

通常の労働者の付与日数×(週所定労働日数÷5.2)

計算例

週3日勤務で1年6ヶ月勤務だと、11×(3÷5.2)=6.346 となります。

1日未満は切り捨てとなるので、6日の付与となります。

有給休暇を取得した場合の賃金支給額は、時間給の場合には、所定労働時間を出勤したものとして賃金を計算します。

計算例

有給休暇を取得したその日の所定労働時間が6時間で、時給が1,000円の場合は、
6時間×1,000(円/時間)=6,000円 とになります。

付与日数表

週所定労働日数が4日で1年間の所定労働日数が169日~216日

勤続年数6ヶ月で7日
勤続年数1年6ヶ月で8日
勤続年数2年6ヶ月で9日
勤続年数3年6ヶ月で10日
勤続年数4年6ヶ月で12日
勤続年数5年6ヶ月で13日
勤続年数6年6ヶ月以上で15日

週所定労働日数が3日で1年間の所定労働日数が121日~168日

勤続年数6ヶ月で5日
勤続年数1年6ヶ月で6日
勤続年数2年6ヶ月で6日
勤続年数3年6ヶ月で8日
勤続年数4年6ヶ月で9日
勤続年数5年6ヶ月で10日
勤続年数6年6ヶ月以上で11日

週所定労働日数が2日で1年間の所定労働日数が73日~120日

勤続年数6ヶ月で3日
勤続年数1年6ヶ月で4日
勤続年数2年6ヶ月で4日
勤続年数3年6ヶ月で5日
勤続年数4年6ヶ月で6日
勤続年数5年6ヶ月で6日
勤続年数6年6ヶ月以上で7日

週所定労働日数が1日で1年間の所定労働日数が48日~72日

勤続年数6ヶ月で1日
勤続年数1年6ヶ月で2日
勤続年数2年6ヶ月で2日
勤続年数3年6ヶ月で2日
勤続年数4年6ヶ月で3日
勤続年数5年6ヶ月で3日
勤続年数6年6ヶ月以上で3日

正社員転換時の扱い

パートタイマーから正社員に転換した場合は、パートタイマーとして勤務していた期間も勤続年数に加えなければなりません。週3日で3年勤務していた者が正社員として6ヶ月勤務した場合は、勤続3年6ヶ月となり、14日の有給休暇を与えることになります。