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個人情報保護

プライバシーポリシーの公表

Last Updated on 2021年7月28日 by

個人情報の利用目的を公表する義務

個人情報の利用目的等を公表しなければなりません。

個人情報保護法第18条
個人情報取扱事業者は、個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公 表している場合を除き、速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなけれ ばならない。

このことについて、ガイドライン通則編では、

公表の事例として、
1)自社のホームページのトップページから1回程度の操作で到達できる場所への掲載
2)自社の店舗や事務所等、顧客が訪れることが想定される場所におけるポスター等の掲示、パンフレット等の備置き・配布
3)(通信販売の場合)通信販売用のパンフレット・カタログ等への掲載 と示しています。

個人情報保護法は、プライバシーポリシー(個人情報保護方針)の公表を義務付けていませんが、プライバシーポリシーをWEBサイト上に掲示しておくことで個人情報保護法に規定された利用目的の通知・公表の義務を果たすことができます。

プライバシーポリシーとして、どのような内容を記載しなければならないかは、特に決まっていません。したがって、ネット上で各社のホームページを拝見すると、実にさまざまな表現がされています。

プライバシーポリシーのサンプル

〇〇株式会社プライバシーポリシー

1.基本方針

〇〇株式会社(以下「当社」という。)は、お客様の個人情報保護の重要性を強く認識し、またお客様との信頼関係を今後も恒久的に築いて行くため、以下の通りプライバシーポリシーを定め、全社を挙げてお客様の個人情報の適切な保護に努めます。

2.適用範囲

本プライバシーポリシーは、当社が行う各種サービスにおいて、お客様の個人情報もしくはそれに準ずる情報を取り扱う際に、当社が遵守する方針を示したものです。

3.個人情報の取得と利用目的

お客さまからお預かりした個人情報は、当社からのご連絡や業務のご案内やご質問に対する回答として、電子メールや資料のご送付に利用いたします。

4.個人情報の管理

当社は、お客様からご提供いただいた情報の管理について、以下を徹底します。

(1)情報の正確性の確保
お客様からご提供いただいた情報については、常に正確かつ最新の情報となるよう努めます。

(2)安全管理措置
当社では、個人情報の漏えい、滅失又はき損の防止その他の個人情報の安全管理のために、必要な安全対策を講ずるとともに、適切な見直しを図ってまいります。

(3)従業者の監督
当社では、個人情報を取扱う従業者に対し、当該個人情報の安全管理が図られるよう、必要かつ適切な監督を行います。

(4)委託先の監督
当社では、取得した個人情報について、その利用目的の達成のため、取扱いを委託する場合があります。その際は、個人情報を適正に取扱っていると認められるものを選定し、契約等を締結することにより個人情報保護に必要な事項を義務付けるとともに、適切な監督を行います。

(5)保存期間と廃棄
お客様からご提供いただいた情報については、保存期間を設定し、保存期間終了後は廃棄します。また、保存期間内であっても、不要となった場合にはすみやかに廃棄します。

5.第三者提供の有無

当社は、お客さまよりお預かりした個人情報を適切に管理し、次のいずれかに該当する場合を除き、個人情報を第三者に開示いたしません。
(1)お客さまの同意がある場合
(2)お客さまが希望されるサービスを行なうために当社が業務を委託する業者に対して開示する場合
(3)法令に基づき開示することが必要である場合

6.個人情報の開示・訂正・利用停止等

開示、訂正、利用停止等のお申し出があった場合には、当社所定の方法にもとづき対応いたします。具体的な方法については、個別にご案内しますので、下記受付窓口までお問い合わせください。

7.問い合わせ先

本サービス、又は個人情報の取扱いに関しては、下記の窓口まで電話または Eメールにてお問い合わせください。
○○株式会社 ○○部 個人情報保護担当
電話番号: 〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
Eメールアドレス: xxxxx@xxxx.co.jp

8.改訂

令和〇〇年〇月〇日策定
令和〇〇年〇月〇日改訂

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