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勤務間インターバル

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勤務間インターバルとは

勤務間インターバルは、勤務終了の時刻から次の始業開始の時刻までに一定の時間的な間隔を保障することで労働者が翌日の仕事に向けてリフレッシュするための時間を確保する制度です。

勤務間インターバルによって、時間外労働が抑制されます。これによって、過労死などを含む健康被害の防止に効果があると考えられます。

どのくらいのインターバルが必要か

EUの勤務間インターバル規制では「24時間につき、最低でも連続した11時間の休息時間」と示しています。

わが国においてすでに導入している企業の例でも、勤務間インターバルが11時間の例がみられます。

睡眠時間8時間に通勤時間、食事や風呂などを考慮すると、11時間が軸になると考えられます。

仮に、8時から17時までが通常勤務の会社で11時間のインターバルを実施すると、夜の10時まで残業した場合は、11時間の間をあけるために、8時ではなく9時以降に出社しなければなりません。

努力義務

2018年に成立した、労働時間等の設定の改善に関する特別措置法の2条1項の規定により、勤務間インターバルを設定する努力義務が事業主に課せらることになりました。

第2条1項
事業主は、その雇用する労働者の労働時間等の設定の改善を図るため、業務の繁閑に応じた労働者の始業及び終業の時刻の設定、健康及び福祉を確保するために必要な終業から始業までの時間の設定、年次有給休暇を取得しやすい環境の整備その他の必要な措置を講ずるように努めなければならない。