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安全衛生管理

特殊健康診断

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特殊健康診断とは

事業者は、一定の有害な業務に従事する労働者に対し、医師による特別の項目について健康診断を行わなければなりません。この健康診断を特殊健康診断といいます。

特殊健康診断の結果によって、当該労働者の実情を考慮して、就業場所の変更、作業の転換、労働時間の短縮などの措置を講ずるほか、作業環境測定の実施、施設又は設備の設置又は改善などの適切な措置を講じなければなりません。

また、記録を作成し、5年間若しくは30年間保存する必要があります。

特殊健康診断を行う業務

労働安全衛生法で特殊健康診断を実施しなければならないとされている業務は、次の通りです。

1.高気圧業務
2.放射線業務
3.特定化学物質業務
4.石綿業務
5.鉛業務
6.四アルキル鉛業務
7.有機溶剤業務

以上のうち、一定の特定化学物質業務や石綿業務などについては、それらの業務に従事しなくなった場合でも実施しなければなりません。

また、常時粉じん作業に従事させる労働者に対してはじん肺法に基づくじん肺健康診断を労働者の状況により1年以内毎、又は3年以内毎に実施しなければなりません。

その他の特殊健康診断

法律で定められた業務以外でも、健康に影響を及ぼすおそれのある有害業務については、特殊健康診断を実施することが指導されています。6ヶ月に1回実施する必要があります。

1.紫外線、赤外線にさらされる業務
2.強烈な騒音を発する場所における業務

3.マンガン化合物(塩基性酸化マンガンに限る。)を取り扱う業務、またはそのガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務

4.黄りんを取り扱う業務、またはりんの化合物のガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務

5.有機りん剤を取り扱う業務またはそのガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務

6.亜硫酸ガスを発散する場所における業務

7.二硫化炭素を取り扱う業務またはそのガスを発散する場所における業務(有機溶剤業務に係るものを除く。)

8.ベンゼンのニトロアミド化合物を取り扱う業務またはそれらのガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務

9.脂肪族の塩化または臭化化合物(有機溶剤として法規に規定されているものを除く。)を取り扱う業務またはそれらのガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務
10.砒素またはその化合物(三酸化砒素を除く。)を取り扱う業務またはそのガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務

11.フェニル水銀化合物を取り扱う業務またはそのガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務

12.アルキル水銀化合物(アルキル基がメチル基またはエチル基であるものを除く。)を取り扱う業務またはそのガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務

13.クロルナフタリンを取り扱う業務またはそのガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務

14.よう素を取り扱う業務またはそのガス、蒸気もしくは粉じんを発散する場所における業務

15.米杉、ネズコ、リョウブまたはラワンの粉じん等を発散する場所における業務

16.超音波溶着機を取り扱う業務

17.メチレンジフェニルイソシアネート(M.D.I)を取り扱う業務またはこのガスもしくは蒸気を発散する場所における業務

18.フェザーミル等飼肥料製造工程における業務

19.クロルプロマジン等フェノチアジン系薬剤を取り扱う業務

20.キーパンチャーの業務

21.都市ガス配管工事業務(一酸化炭素中毒)

22.地下駐車場における業務(排気ガス)

23.チェンソー使用による身体に著しい振動を与える業務

24.チェンソー以外の振動工具(さく岩機、チッピングハンマー、スインググラインダー等)の取り扱い業務

25.重量物取り扱い業務

26.金銭登録の業務

27.引金付工具を取り扱う業務

28.肢体不自由児施設、特別養護老人ホーム等重症心身障害児者の入所施設における介護業務

29.VDT作業

30.レーザー機器を取り扱う業務またはレーザー光線にさらされるおそれのある業務

参考→一般健康診断