カテゴリー: 労働契約
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労働契約の基礎知識
契約の原則 民法には契約自由の原則が定められています。当事者が合意すればどのような内容の契約をすることも自由です。 民法521条 何人も、法令に特別の定めがある場合を除き、契約をするかどうかを自由に決定することができる。 […]
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合併したときの労働条件変更
労働契約はそのまま引き継がれる 合併したときは、新設合併であっても吸収合併であっても、消滅する会社と労働者との労働契約は、新設された会社又は吸収した会社に包括的に承継されます。 つまり、原則として労働条件を変更することは […]
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労働者派遣と請負の違い
偽装請負は違法 派遣と請負は、派遣された労働者に対する指揮命令を誰がするのかという点に基本的な違いがあります。 従来は、製造業務についての労働者派遣が認めらなかったため、いわゆる構内請負として実質的な派遣が行われていまし […]
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転籍させるときの注意点
転籍とは 転籍とは、元の会社との労働契約関係が終了(退職する)し、新たに他の会社との労働契約関係に入る(入社する)ことをいいます。会社が就職先を提示した転職に異なりません。 転籍させるには そのため、出向とは違い出向元と […]
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出向させるときの注意点
出向とは 会社ではいろいろな異動があります。配属先や勤務地が変わっても一つの会社のなかでの異動であれば配転といいますが、他の会社に行く異動を出向といいます。 他の会社に行くといっても、元の会社の従業員という身分は変わりま […]
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降格させるときの注意点
降格とは 降格とは、従業員を従来の役職より下位の役職にする人事発令です。 降格には、懲戒処分としての降格と人事制度上の降格があります。このページでは、人事異動による降格について解説します。 懲戒処分による降格については次 […]