Last Updated on 2024年11月4日 by 勝
10日までにする仕事
源泉所得税額と住民税特別徴収税額
8月分を銀行などで納付します。
給与所得者異動届出
8月に、退職や転勤などの異動があった人については、市区町村に10日までに「特別徴収に係る給与所得者異動届出書」を提出します。
仮勘定の清算
仮払金、前払金、未払金等が未清算のまま残っていないか確認します。
末日までにする仕事
社会保険料(厚生年金、健康保険)
8月分を銀行などで納付します。
法人の確定申告と中間申告
7月決算法人及び決算期の定めのない人格なき社団等の法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・(法人事業所税)・法人住民税の確定申告をします。
1月決算法人の法人税・消費税・地方消費税・法人事業税・(法人事業所税)・法人住民税の中間申告をします。
その他の9月の仕事
新標準報酬決定通知書
年金事務所から新標準報酬決定通知書が届いたら、新しい標準報酬による社会保険料を社員に通知します。実際の新保険料の徴収は10月分の給与からです。
関連記事:社会保険料の変更を従業員に通知する
最低賃金の改定
最低賃金は、都道府県最低賃金審議会の審議を経て毎年1回改定されますが、多くの場合は10月1日から新しい最低賃金額が適用されます。近年は引き上げ幅が大きくなっています。最新の情報を入手して自社の従業員が新しい最低賃金に抵触していないかチェックしましょう。
関連記事:最低賃金法のあらまし
毎月の定例事務
給与計算
民間企業の給与支給日は、毎月10日、20日、25日が多く、なかでも25日が一番多いようです。自社の給与支給日から逆算して準備日程を決めましょう。
関連記事:給与計算チェックリスト
買掛金等の支払い
仕入代金等の支払も毎月の定例事務です。月末払いが一番多いようですが、事務量が多くなるにしたがい、10日ごと、あるいは5日ごとに支払日を分散させる会社が多くなります。支払先ごとに決まっている支払日を確実に守らなければなりません。
関連記事:買掛金を適切に管理する方法
売掛金等の請求
売上代金等の請求も毎月の定例事務です。取引先ごとに決まっている締切日に確実に請求書を発行しなければなりません。また、確実に代金が回収されているかチェックしなければなりません。
関連記事:回収漏れを防ぐ売掛金管理の方法
上記の内容は全てを網羅しているものではありません。また、変更がある場合もありますので、実際の手続きに際しては税務署、年金事務所等にご確認ください。