5年の労働契約を結べる場合

Last Updated on 2021年7月27日 by

3年ではなく、5年、必要な期間もある

一定の労働者については最大5年の労働契約を結ぶことができます。また、必要な期間の労働契約を結べる職種もあります。

満60歳以上の労働者との労働契約

満60歳以上の労働者との間に締結される労働契約の上限は5年です。

高度の専門的知識等を有する労働者との契約

高度の専門的知識等を有する労働者(高度の専門的知識等を必要とする業務に就く者に限る)との間に締結される労働契約の上限は5年です。下記の職種が該当します。

1.博士の学位を有する者
2.公認会計士、医師、歯科医師、獣医師、弁護士、一級建築士、税理士、薬剤師、社会保険労務士、不動産鑑定士、技術士又は弁理士のいずれかの資格を有する者
3.システムアナリスト試験又はアクチュアリー試験に合格している者
4.特許法に規定する特許発明の発明者、意匠法に規定する登録意匠を創作した者又は種苗法に規定する登録品種を育成した者
5.大学卒で実務経験5年以上、短大・高専卒で実務経験6年以上又は高卒で実務経験7年以上の農林水産業の技術者、鉱工業の技術者、機械・電機技術者、システムエンジニア又はデザイナーで、年収が1,075万円以上の者
6.システムエンジニアとしての実務経験5年以上を有するシステムコンサルタントで、年収が1,075万円以上の者
7.国等によりその有する知識等が優れたものであると認定され、上記1から6までに掲げる者に準ずるものとして厚生労働省労働基準局長が認める者。

建設などの仕事

建設など一定の事業の完了に必要な期間を定める労働契約、労働基準法第70条の認定職業訓練を受ける労働者との労働契約については必要とする期間の労働契約を結ぶことができます。

会社事務入門採用の手続き有期雇用労働者雇用の注意点>このページ


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