懲戒処分の留意点

就業規則の整備

懲戒処分が有効になるためには就業規則が極めて重要です。特に、次の2つに注意しましょう。

懲戒処分の対象になる行為を就業規則に列記する

懲戒処分の種類とその説明を就業規則に記載する

懲戒処分の条件

懲戒権の濫用を防ぐためのルールがあります。どれも重要です。一つの手落ちで懲戒処分が無効になってしまうことがあります。

本人に弁明の機会を与えなければならない

同じ人を重複して懲戒処分してはいけない

就業規則を後追いで適用することはできない

私的行為は懲戒処分できない

懲戒処分の軽重は違反の程度に見合う必要がある

懲戒処分はえこひいきしてはいけない

連帯責任をとらせてはいけない

退職後は懲戒処分できない

従業員に損害賠償請求ができるか

懲戒処分の種類

懲戒処分の種類ごとの注意点です。

戒告処分をするときの注意点

減給処分をするときの注意点

出勤停止処分をするときの注意点

降格処分をするときの注意点

諭旨解雇処分をするときの注意点

懲戒解雇処分をするときの注意点

会社事務入門>このページ