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労働基準法

労働基準法とは

Last Updated on 2023年9月11日 by

労働基準法とは

労働基準法は、労働者の権利を守るための法律です。労働条件や使用者の義務、違反した場合の罰則などについて規定されています。

憲法27条②「賃金、就業時間、休息その他の勤労条件に関する基準は、法律でこれを定める。」に基づいて1947年(昭和22年)に制定されました。

対象

いわゆる正社員だけではなく、パートやアルバイト等も含めて、日本国内で営まれる事業に従事するすべての労働者に適用されます。

社長や個人事業主のような経営者の立場にいる人には労働基準法は適用されません。

労働者とは

主な内容

第15条 労働条件の明示

採用時の労働条件の明示

第20条 解雇の予告

解雇予告と解雇予告手当

第24条 賃金支払いの原則

賃金についての法規制

第26条 休業手当

使用者の都合で休ませるときは休業手当を支給する

第28条 最低賃金

最低賃金法のあらまし

第32条〜38条 労働時間・休憩・休日

労働時間の適正な管理

第39条 年次有給休暇

年次有給休暇について

第89条 就業規則

就業規則などの社内規程

強制法

また、労働基準法は罰則付きの法律なので、労働基準法違反の行為については懲役等の刑事罰が科せられる場合があります。最低労働基準等の遵守について事業者等を監督するために労働基準監督署が設置されています。

労働基準監督署に関すること


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