労働時間の適正な管理

労働時間

労働時間とは、労働者が使用者の指揮命令下に置かれている時間をいいます(三菱重工長崎造船事件最高裁判決)。就業規則に記載されている労働時間を所定労働時間といいます。賃金の対象になる労働時間は、従業員が会社の指揮命令下におかれていた時間です。

所定労働時間は会社が定めた労働時間

法定労働時間は法律上の上限労働時間です

そもそも労働時間ってなんだろう

労働時間の適正な把握について

ダブルワークの労働時間把握

週44時間労働が適用できる事業場

長時間労働を是正するために

特定の人が居残る場合の対策

長時間労働面接指導

労働時間管理チェックリスト

労働時間に関する事業主の責務

労働時間等設定改善委員会

テレワークにおける労務管理

休日・休暇

最低限休ませなければならない休日を法定休日といいます。また、年次有給休暇を取得させなければなりません。

法定休日と所定休日の違いを把握しよう

所定休日は会社が任意に定める休日

法定休日は労働基準法に定めがある休日

年次有給休暇について

公民権行使または公の職務執行の休暇を拒むことはできない

代休について

振替休日について

休憩時間

休憩時間は、労働時間が6時間を超える場合は少なくとも45分、8時間を超える場合は少なくとも1時間の休憩時間を与えなければなりません。なお、休憩時間は、労働者が休息のために労働から完全に解放される時間なので一切の仕事をさせてはいけません。

休憩時間のルール

時間外労働

労働基準法で定められた時間を超えて労働させることは原則として禁止されています。法定労働時間を超えて労働させるには労使協定を締結して労働基準監督署に届けなければなりません。そして時間外労働には割増賃金を支払わなければなりません。

時間外労働の手続き

残業時間が法定時間を超えない管理

時間外労働等に対する割増賃金

割増賃金に代えて有休を選択する代替休暇制度

徹夜になった場合の残業代はどうなるか

災害時の時間外労働時間

サービス残業について

未払い残業代を請求されたら

変形労働時間制

変形労働時間制とは、一定の期間内での労働時間を柔軟に調整できる制度のことです。

いろいろな変形労働時間制

労働時間適用除外

法定の労働時間がそのまま適用されない場合について押さえておきましょう。

農業水産業の労働時間適用除外

管理監督者の扱い

機密の事務を取り扱う者の扱い

監視断続的労働の扱い

宿日直勤務の扱い

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